これでいいのか?飽き飽きする不倫報道

 

ここ数ヶ月、テレビの情報番組やニュースをあまり見なくなりました。

連日の芸能人の不倫や相撲協会の不祥事報道に飽きてしまったのは、私だけでしょうか。

 

とはいうものの、先日週刊誌の不倫疑惑報道により引退を表明した小室哲哉さんのニュースは関心があり、ちょくちょくチェックしておりました。

まさに小室世代で、小さい時から小室さんの曲を聞いて育ち、青春は小室さんの曲とともにある私にとっては、衝撃のニュースだったのです。

 

引退会見では、奥様のKEIKOさんの障害や、自身の病気を明かし、またKEIKOさんへの感情や、介護についてもお話されました。これについては賛否両論で、KEIKOさんの障害について話す必要があったのか、介護疲れを理由に不倫していいのかなどの意見があります。

小室さんを擁護するわけではないけれど、介護は、愛だとかきれいごとではすまされないのも現実。小室さんだけに特別起きたことではなく、どこの夫婦にも将来起こりうる問題です。小室さんが会見でお話されたことにより、「介護をする」という現実を、皆さんは垣間見ることができたのではないでしょうか。

小室さん自身も「こういったことを発信することで、日本をいい方向に、少しでもみなさんが幸せになる方向に動いてくれたらいいなと心から思っております。」とおっしゃっていました。

 

そして最大の焦点は、この報道がきっかけとなり、多くのヒット曲を生み出した日本を代表する天才アーティストが、引退を決意したということ。とても残念でなりません。

 

週刊誌と小室さん、双方が発信したことは、誰にどのような形となって影響を及ぼしたのか。

 

日頃から情報を発信する広報業務に携わる中で、何かを発信するということ、発信する者の責任について、改めて考えさせられるニュースでした。

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