ことしの流行語大賞、ノミネート候補現る! 「そだねー」

人々に夢や感動を与えた平昌オリンピック、パラリンピックも終了し早1カ月。
日本の選手も活躍し、冬のオリンピック史上、最多のメダル獲得数でオリンピック好きの人々を興奮させる大会でした。

中でも、「モグモグ(おかし)タイム」(試合のハーフタイムでのミーティング)や試合中に聞こえる「そだねー」という北海道の方言で、競技の緊張感の中にも癒しや親近感を届けた女子カーリング・チームの銅メダルは印象に残っています。

そもそも、カーリングがオリンピック種目となったのは1998年の長野オリンピック。
カーリングの発祥は、15世紀ごろにスコットランドで、氷の上の石ころ遊びから始まり、現在50か国以上の地域で行われているとのことです。カーリングは、高度な戦略が必要とされ、その理詰めの試合展開から「氷上のチェス」とも呼ばれていますが、採用された当時は「本当にスポーツなの?」「スポーツではなくゲームじゃないの、オリンピック種目に疑問」と批判的な声も多く聞かれましたが、今はあまり聞きません。

さて、カーリングであのピンマイクを、全選手が着けることが義務付けられたのは2006年のトリノオリンピックからのようです。ただし、着ける必要があるのはテレビ中継がある試合のみ。つまり選手の会話を聞きながら視聴者も一緒になって作戦を考えましょうということで採用されたとのことです。あくまでもTV、視聴率、からの要請のようです。
「試合に影響するのでは」との声もありますが、ピンマイクで拾った会話は、視聴者、解説者には聞こえますが、相手チームや選手には聞こえないとのことですので試合には直接の影響はないようです。確かに、選手たちがどのように考えて、あの位置からストーンを投げるのか、どこを狙って、ストーンの前を払っているのかがわかるので、見ているほうも、あそこでとまれ!とか、相手のストーンにあたれ!とか、一緒に戦っているようで楽しいですね。

このピンマイクがなければ、「そだねー」という北海道の方言もここまで皆さんに浸透することもなかったでしょう、選手たちに親近感を覚えることもなかったでしょう。
毎年12月に選ばれる流行語大賞は、最初の審査会が10月に行われる関係上、年後半に注目された言葉のほうが印象深く残るために選ばれる可能性は高いようですが、「そだねー」も2018年前半における印象深い言葉の1つになったと思います。

一方、カーリングのプレーの浸透ですが、現時点では東京近郊にカーリングができる施設がないようですので、急激なプレー人口の増加は望めませんが、会場がありさえすれば、卓球と温泉場でのピンポンのように、老若男女から選手レベルまで多くの人たちが楽しめる可能性のあるスポーツだと思います。

新入社員の皆さん、入社1週間、社会人のリズムに慣れてきましたか?
そのうちに自分のリズムが取れるようになりますよ。

PR会社新入社員の皆さん、PR会社とって、マイクは重要な機材の1つです。記者会見やプレゼン、すべての場で重要な役割を果たします。マイクを含む機材はしっかり管理しましょうね。

(S.K)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。