コンサルに必要な、体験の言語化&体系化

エイレックスは社員のスキルアップに重きを置いています。このため若手社員には先輩社員の現場での仕事ぶりを見て学ぶOJTだけではなく、積極的に社外の研修に参加してもらっています。
研修参加の目的はさまざまですが、新しい知識やトレンドについて理解を深めたり、普段接しない専門家の話を直接聞き、マスメディアを通してではない洞察を得たり、という情報収集目的のときもあれば、ワークショップで実際に手を動かし、日々やっている仕事内容の品質向上目的のときもあります。
参加した社員は、社外研修で学んだ内容を、月1回ある社内全体ミーティングの場でみなにシェアします。自分が発表する立場になることで、インプットした内容に対する理解が深まりますし、何より、社員の仕事のなかで、お客さまの前でのプレゼンや説明は大きな位置を占めていますから、その訓練という意味合いもあります。
広報の資格「PRプランナー」の取得も奨励しています(当社の資格保有者は現在、社員の約3割にあたる9人です〈準、補を含む〉)。広報の世界はなんといっても現場でのナマの経験が重要なのですが、とはいえ、個人の経験には限界があります。会社全体としても、当社はエージェントの立場にありますし、コーポレート広報、危機管理広報に強みがあるということで、ある意味“偏って”います。
資格取得のプロセスを通じて体系的な知識を身につけ、自分の断片的な現場経験を体系のなかで相対化し、価値を再認識することで、より一層お客さまの立場に立った提案や活動ができるようになるはず、と信じています。
一方、夏には、近郊に泊りがけでオフサイト研修に出かけます。昨年2017年は幕張、2016年は軽井沢、2015年は伊東でした。非日常的な環境下で研修することで新たな発見を得たいという狙いですので、広報から少し離れ、社員同士のコミュニケーションやチームビルディングをテーマに、コーチングや心理学系の外部講師を招いて、研修・ワークショップを開いています。この研修では自分が知らなかった自分自身に気づくことが多々あります。
当社の業務は、お客さま企業の手足となって「作業」する仕事と、お客さま企業の相談ごとに対して専門家の立場から「助言」する仕事がミックスしています。
「作業」だけであれば、黙々と手足を動かせばいい面はありますが、「助言」できるためには、抽象化、言語化が必要です。助言はお客さまに対して一対一で実施する場合もあれば、セミナーやトレーニングなどの場で、講師として大勢を前に実施する場合もあります。そこでは一対一の会話のときとは違う、より明瞭な言語が求められたりします。
当社のスキルアップの仕組みはこれで完成ではありません。まだまだ途上です。若手社員が一日も早く自分は広報のプロフェッショナルであると自覚でき、コンサルタントとして自信を持って仕事を進めていけるように研修体制をさらに整えていきたいと考えています。
H.H.

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