熊谷市の日本一アツいPR戦略

梅雨明けの発表はまだ先のようですが、ここ数日、猛暑日が続いています。

私の地元、埼玉県熊谷市では、すでに30度を超えている日があるようです。

「あついぞ!熊谷」のキャッチフレーズで、一世を風靡した熊谷市。自己紹介の際に「出身は、埼玉県の熊谷です」というと、ほぼ間違いなく「ああ、あの暑いところね」との返答をいただくほど、非常に高い知名度を誇っています。

これだけの認知を獲得するに至ったのは、ただ、天気予報でよく名前の出るということだけでなく、熊谷市の「アツい」頑張りがあったことは、間違いありません。

ちなみに現在は、キャッチフレーズを「あついぞ!熊谷」から「熊谷夏の陣 猛暑はお得」に変更し、「暑さ」から「暑さ対策」に重点を置き代えたPR戦略を展開しています。

具体的には、トイレットペーパーを使っての熱中症予防の注意喚起や、企業とのタイアップ企画「アツいまちサミット」などを実施しています。

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さらに、熊谷のかき氷を「雪くま」と呼び、以下3つの条件を満たす特別なかき氷として、 夏は様々なお店で、売り出しています。

1.熊谷のおいしい水を使った氷を使っていること  2.氷の削り方に気を遣い、雪のようにふんわりした食感であること 3.オリジナルのシロップや食材を使っていること

その中でも特に「慈げん(じげん)」というお店が、大変な人気を博し、  スイーツランキングサイトでかき氷部門全国1位を獲得し、「かき氷の聖地」と呼ばれています。

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メニューのバリエーションの豊富さや、本当に美味しいかき氷であることもさることながら、熊谷の灼熱の暑さが、「雪くま」をより美味しくするのに、 一役買っていることは、間違いありません。

ネガティブな部分を隠すのではなく、あえてポジティブに捉えなおしてみること。地方創生に注目が集まる昨今、熊谷市の取り組みには、地方創生のヒントが隠れているのかもしれません。

これから本格的に夏のシーズンに突入し、暑い日が増えてきますが、熊谷出身の私はアツいハートで、猛暑に負けずにがんばります!

みなさんも、くれぐれも熱中症にはお気をつけて。

 

F.M.

 

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