エイレックスでは、業務に関連する分野の専門知識を高めていくため、外部から講師をお招きして定期的に社員全員参加の勉強会を開催しています。
テーマは広報分野を中心に、政治・経済、ジャーナリズムといった固めの分野から、外見力、服装コーディネート術まで幅広く、みんなでおいしいランチを楽しみながら知識とスキルアップができる、チャンスデーです。
今回のランチは、「THE COUNTER」。以前、カハラモール店で食べた社員からの紹介で、六本木からハンバーガーやBLTを取寄せていただきました。
昨年、日本に上陸し、「カスタムバーガー」でメディアでも話題の行列店です。広報力も感じられ、露出も多かったですね。
PRパーソンたるもの、話題と美味しいものにはつねに敏感にですね…(○’н’○)
さて、この日の勉強会では、パルテノンジャパン株式会社 代表取締役社長 アレン・パーカー氏にご登壇いただき、最先端のパブリックアフェアーズに関する、考え方や手法、具体的活動事例などを伺いました。
アレンさんは、公共政策、アドボカシー、戦略的なデジタルPRなどの分野を専門とするコンサルタントとしての経験を持ち、今年2月に同社を起業、活躍されています。
広義では同業のパルテノンジャパン社ですが、当社の代表 江良が日本パブリックリレーションズ協会の副理事長を務めており、パルテノンジャパン社も同協会に加盟しているご縁から、今回のセミナーが実現しました。
パーカー氏から見ると、「日本のガバメント・リレーション(GR)にはパブリックリレーションズの側面が足りていない」とのこと。
「GRでは主に政治家や官僚、自治体など政策作りや決定に関与するの方々へアプローチしますので、とかく政治の方向だけ向いてしまいがちに思われますが…。
例えば日本でも議論が交わされているカジノ法案ですが、法案は成立していくとしても、市民社会の中には完全には納得しきれていないと思われる場合もあることを振り返ると、
国会議員の先生の了解、同意だけではうまくいかない、政治と企業、市民社会の3つの領域で合意ができるような、橋渡し役となることが重要」とのお考えには大きく頷きました。
…と同時に、どこかで聞いたようなことがある、とも。。
エイレックスの企業理念は、
「適切で正しい情報開示と双方向のコミュニケーションによって企業とメディア、そしてその背後にいる消費者、社会との信頼関係を促進し、健全で公正な社会を実現すること」です。
ちょっと似ていませんか??
今日のお話は広報分野のなかでもGRに関するもので、「政治は予測不可能」と冒頭におっしゃるものの様々な活動のヒントを得ることができました。
一方で、改めて進む方向性も確認できた日となりました!
ちなみに、アレンさんはBLTが大好きで、THE COUNTERのBLTも気にいっていただけたようです。
M.N.