“ベスト8入り”は4年後に持ち越し、 “夢”から手が届く目標に!

1カ月前に始まったサッカーワールドカップ2018年もあとは3位決定戦、決勝を残すのみ。

大会前の練習試合に勝てない、点が取れない日本代表、本番開始2か月前の監督交代、と最悪な状態で本番の大会を迎えたのは皆さんのご存知のところです。

 

とはいえ、4年に1度のサッカーワールドカップ(W杯)。
予選グループや各国の代表選手も続々と発表されてくると、徐々に盛り上がり、日本代表は6月19日の対コロンビア戦を迎えることになりました。

日本代表の試合の視聴率(関東地区)は、対コロンビア戦48.7%、対セネガル戦は30.9%、決勝トーナメントをかけた対ポーランド戦は44.2%(最高視聴率は、54%)、ベスト8進出をかけた対ベルギー戦は午前3時、深夜キックオフにもかかわらず30.8%の高い視聴率となりました。

今大会の日本代表の活躍を懐疑的に見ていた国民が、強豪国コロンビア戦でのまさかの勝利を目の当たりにして、一挙に期待に変ったというのが今回のワールドカップでした。
サッカーのワールドカップは何故そんなに盛り上がるのでしょうか。

 

サッカーのワールドカップが世界中で盛り上がる理由の一つはやはり、サッカーを行っている国の数が多いから(2018年6月現在で、206ヶ国が国際サッカー連盟に加盟)でしょう。また、ルールがシンプルであり、さらに野球などと違って特別な道具や場所をとらず、サッカーボール一つで楽しめるという点で、世界各国で人気スポーツになったのでしょう。にわかファンを自称する80歳の私のおふくろにも概ねルールは分かるようで、唯一分かりにくいルールは「オフサイド」っといったところです。

 

今大会に話を戻しますが、ベスト8をかけた、赤い悪魔といわれるベルギーとの試合は、本当に感動的な試合で、日本が2対0とした時点では、夢であるベスト8に手をかけたのではと感じました。また、試合内容も今までの日本代表にはなかったワクワクするものでした。結果は、タイムアップ寸前に、ベルギーがGKから5人の選手が7回のタッチ、3本のパスをつなぎ、わずか9.35秒で日本のゴールを割り、敗退が決定し、夢の達成は次回に持ち越されました。

 

冷静に考えてみれば、日本は今回のワールドカップロシア大会で、1998年フランス大会から6大会連続6回目の出場となりましたが、半分の3回は、グループリーグを勝ち上がっています。これ自体、日本の  FIFAランキングを考えると十分健闘しているにのではないかと思いますが、ベルギー戦の試合を見る限りは近い将来、ベスト8以上が手の届く夢になったと感じました。

 

次の4年後は“おっさんジャパン”といわれた代表メンバーも大幅に変わることになるでしょうが、引き続き注目していきたいと思います。

 

最後に、2018年ロシア大会の優勝は、フランス!かな。

(7月13日時点の勝手な予想です)

 

S.K.

 

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