繰り返さない!つなぐ!

西日本をはじめ、各地で自然災害が相次いでいる中、昨日は広島に原爆が投下されて73年目を迎えました。
核兵器禁止条約が国連で採択された201777日から初めてとなる「原爆の日」、被爆地の広島では、西日本豪雨復旧作業の中、原爆が投下された815分には、作業を中断し黙祷される方や、平和記念公園へ足を運び、追悼式に出席される多くの方の姿をテレビや新聞で目にしました。
原爆死没者名簿には、この1年で亡くなったり死亡が確認された被爆者5,393人の名前が加えられ、慰霊碑に納められたそうです。
被爆された方の平均年齢は、80歳を超え、当時のことを語れる方が年々減っていってしまっていることが課題となっている中で、「僕らが原爆の事実を受け継がないと、今まで被爆者の方が語ってきてくれた意味がなくなってしまう」と、平和記念式典で、子どもたちが非核の思いを未来に引き継ぐと誓った姿には、とても心が揺さぶられました。
世間では風化されつつある原爆の日ですが、地道に語り継ぐために動かれている方々がいることも、あらためてニュースで知ることができました。
茨城)ヒロシマの被爆、紙芝居で学ぶ 児童らが鑑賞
語り継ぐ原爆の実相 川崎の市民グループ4、5日に朗読
原爆の悲劇 柏から語り継ぐ 市民団体が6日に朗読劇
上記はほんの一部ですが、この悲劇を二度と繰り返さないために活動されている方が他にもたくさんいらっしゃるかと思うと、尊敬とともに感謝の念が湧き上がってきます。
明後日8月9日は長崎原爆の日、8月15日は終戦の日と、私も日本人として、この暑い夏をいつまでも忘れずにいたいと思います。

 

 

 

 

 

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