小説投稿サイトに掲載された
「府中三億円事件を計画・実行したのは私です。」
という犯人手記風の文章(告白文)が注目を集めています。
https://ncode.syosetu.com/n9064ex/
また、「お金」をテーマにした映画『億男』が、
10月19日に公開されることもあり、
最近は、「お金」が私のホットワードです。
社会人3年目を迎え、
学生の頃と比べて、まとまった収入を得るようになり、
お金の使い方もけっこう変わった気がします。
(貧乏学生をしていた頃は節約のため、スーパーの特売チラシのチェックが日課でした)
また、逆に稼ぎに余裕ができたことで、
将来を考えた時に・・・
100年時代と言われているが・・・
自分の老後の時に、年金は・・・
などと新たな問題に頭を悩ませています。
お金のことを、考えれば考えるほどなんだか不安な気持ちになっていきます。
もし、宝くじで3億円が手に入ったのなら、そんな悩みとも、おさらばできるのでしょうか。恐らく私は、その3億円の使い道を悩むでしょうし、3億円によって、人生をがらっと変えられてしまう気がします。
この社会で生きていく限り、付き合っていかざるをえない「お金」。
それについて、『億男』の原作者である川村元気さんは、インタビューでこのようにコメントしています。
―『億男』を書こうとしたときに、本屋に調べにいくと、お金持ちになるための手段の本が無数にあるわけです。で、疑問がわいてくる。そもそも、みんなそんなに大金持ちになりたいと思っているのかなと。僕の場合は、知りたいのはお金と人間の幸福の関係であって、そういうことを教えてくれる本は全然ない。だから、ないものを書くためには、エンタテインメントで伝えなくてはと思いました。
「金融/知のLANDSCAPE MUSEUM TALK」より
誰においても、少なからずは当事者である「お金」というテーマにおいて、
人々が求めていることは、「お金の増やし方でなく、『お金との付き合い方』なのではないか」という感性は、何かを広めるという使命をもつ「広報・PR」において、とても大切な感覚ではないでしょうか。
この映画は、クリエイティブサポート費を使わずに、
自分の「お金」で観てこようと思います。
以下、原作特設サイト「作品紹介」から抜粋 **************
宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。
浮かれる間もなく不安に襲われた一男は「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。だがその直後、九十九が失踪した―――。
ソクラテス、ドストエフスキー、アダム・スミス、チャップリン、福沢諭吉、ジョン・ロックフェラー、ドナルド・トランプ、ビル・ゲイツ……
数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。
人間にとってお金とは何か?
「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?
九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?
https://books.bunshun.jp/sp/okuotoko
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