年間温泉入湯客数no.1!箱根に感じる一体感と顧客第一主義

ここ数日は暑さがぶり返していましたが、大分すごしやすくなりましたね!
秋冬と言えば温泉。今月末に箱根に行く予定なのでとっても楽しみにしていた番組を、先週末じっくりと観ました。
その番組は、NHKの「ブラタモリ」。「タモリさんが、ブラブラ歩きながら知られざる町の歴史や人々の暮らしに迫る」という番組で、先週末は箱根湯本の特集でした。

番組の着目点は、
現在、箱根の年間温泉入湯客数は553万人・全国で1位ですが、江戸時代の温泉地番付では幕内「前頭」どまりであったこと。どのようにして、No.1に上り詰めたのか?というポイントです。

紹介されたのは、大きく2点。
1つめは「七湯の枝折(しおり)」という巻物で、このしおりに箱根七湯それぞれの特徴や、効果的な利用方法などがまとめられていました。
さらに箱根を人気No.1に押し上げた決定打は、電車・ケーブルカー・観光船で箱根をぐるっと一周できる「箱根ゴールデンコース」を作り上げたとのこと!

番組を観終わって感じたのは、箱根の成功はインフラの整備もさることながら、
「温泉街、ひいては箱根の街全体が一体となった」「顧客を第一に考えた」情報発信があったからではないか、ということです。

たとえば七湯の枝折でいえば、
近くの温泉もまとめて紹介することで「次はあっちの温泉にも行ってみたいなぁ」と思う人が多いでしょうし、自分の悩みに合った効能の温泉が見つかればなおさらリピート確定です!
インフラについても、最初は別荘購入者の生活の足であったものを活用し、観光客が箱根を自由に楽しめる周遊コースにまで発展・周知させたことで、「過ごしやすい・ヒマを持てあまさない街」になったのではないでしょうか。(私は車の免許を持っていないので、とっっても!助かります)

何はともあれ、温泉では細かいことは忘れてゆっくりのんびりしてきたいと思います!…旅に出るのは月末ですが。。

M.N.

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