備え、本当にしていると言い切れますか…?

7月の西日本豪雨や6月の大阪北部地震など、今年は特に大きな災害が日本列島を襲っていますが、振り返れば、昨年は九州北部豪雨が甚大な被害をもたらし、2016年は熊本地震、15年は関東・東北豪雨、14年は広島土砂災害が起きるなど、毎年のように大災害が発生しているのが現実です。
そんな中、少し前ですが、今年の6/26に政府が地震発生確率を色分けして発表しました。
FNN PRIME
トップ3が関東に集中…30年以内に震度6弱以上の地震発生確率」
今後30年以内に震度6弱以上の地震が発生する確率”を色分けしていて、最も濃い赤色は発生確率が26%以上の地域。
県庁所在地別ランキングでは、最も発生確率が高かったのは千葉市(千葉県)で85%。
続いて横浜市(神奈川県)82%、3位が水戸市(茨城県)81%と関東に集中しており、3県すべて2011年の東日本大震災にて影響があった県です。
ここ数年続いている自然災害から、私は3年ほど前に観たアニメを思い出しました。
「東京マグニチュード8.0」
この作品は、2009/7/10から9/18までフジテレビのノイタミナ枠で放送された日本のテレビアニメ。大地震が訪れた東京を舞台に、仲の良い姉弟と一人娘を心配するシングルマザーの三人の姿を描いた作品です。
あらすじは、夏休みにお台場のロボット展に訪れていた、姉の小野沢未来と弟の悠貴が、突然マグニチュード8.0の大地震に遭遇してしまう。このとき、バイク便ライダーの日下部真里と出会い、3人はともに行動することになる。小野沢姉弟は家族が待つ世田谷に、そして真里は愛する一人娘のもとに、それぞれの大切な者が待つ場所へ向かう。その中で未来は、一体何を見て何を感じ、どう成長していくのか。。。というもの。
当時私は、仕事を終えこのアニメをレンタルショップで借りてきて、1日2-3話ずつ観ていくつもりでしたが(30分×11話)、1話から夢中になり、その日のうちに全話観てしまいました。時計を見ると朝方5時過ぎ、目はクマと充血で大変なことになっていたのを覚えています。。。(汗)
率直な感想は、登場人物の心の動きがなんてリアルなんだろう、、と思いました。
私には弟がいることもあり、同じ年齢だった頃の自分と非常に重なり、完全に感情移入して観ていたので、心がとても揺さぶられました。
そして、自分は東日本大震災の経験から備えをしっかりしているつもりでいましたが、物も心も何もかも、備えが甘かったなと反省したことも記憶にあります。
月日が経つと、自分でも気づかぬうちに風化されていってしまうため、日々、まだまだ震災で辛い思いをされている方がたくさんいらっしゃることと、自分自身の心や生活環境も備えを忘れずにいたいと改めて思わせていただける作品です。
よかったらお時間ある時にぜひ観てみてください。そして来て欲しくない日のための備えも忘れずに。
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