12月28日は我が社の仕事納め。毎年恒例、「エイレックスの今年の10大ニュース」が発表されました。クリスマスケーキを食す会で、アンケートが配られ、納会で発表されるのが、毎年のおきまりとなっています。
10大ニュースの1位に輝いたのは、冒頭の写真の通り、「元記者のHさんとNさん 電撃加入!」でした。エイレックスは新卒入社の2人に加え、たくましい二人の記者経験者の加入でパワーアップした年でしたので、納得の1位です。
多くの社員が「入社以来最も忙しい年だった」と口にする今年。社長のテレビ露出も増え、スタッフも大幅に増員、設備も補強しました。後々振り返って、「2018年がエイレックスの節目だった」と思い出すことになるのではないかと思います。
毎年1年を振り返るこの時期ですが、今年は平成の30年を振り返り、しみじみしている方も多いのではないでしょうか。
今月のはじめに行われたエイレックスのクリスマス会では、「あなたの選ぶ平成のマイベストソング」のアンケートが事前に取られました。これをもとに、パーティー当日はイントロクイズが行われ、大いに盛り上がったのですが、このアンケートをきっかけに、私は自分の平成30年間を振り返ることになりました。
高校生の途中で平成を迎えた私にとっては、平成のスタートは、ほぼ、大学生活のはじまりであり、子供時代の昭和と、大人になった平成で、くっきりと色分けされていることに気づきました。大学生から社会人になり、結婚、出産、引越し、などなど、、、人生の節目があったわけですが、それぞれの節目にどんな曲を聴いていたのか、記憶を辿る作業の中で、忘れていた出来事や昔の友人を思い出したり、なかなか感慨深いものがありました。
先日、この平成のベストソングの、社員全員の回答結果が掲示板に張り出されました。まさに十人十色。全員が、違う時期の違う曲を選んでいました。
とても素敵なエピソードがいっぱいでしたので、ほんの一部、皆様にご紹介します。
- モンダージュ(槇原敬之) ・・・好きな男の子が転校してしまい、新幹線の中で泣きながら聴いた曲
- Stage of the ground (Bump of chicken) ・・・ 人生で最も努力した時が中3の高校受験の時でした。塾の行き帰りに、MDプレイヤーで聴いていました
- WILL(中島美嘉)・・・「終身雇用」企業を辞め、すっきりすると同時に先行きに不安を感じながら、ひとつひとつ前進していこうとする自身の心境にマッチしていました
1人1人の情景が目に浮かんで、なんだか胸がいっぱいになります。
エピソードと共に思い出す曲となると、失恋、受験、転職など、困難に直面していたときや、人生の転機に聞いていた曲を選ぶ人が多いことがよくわかりました。辛い時に音楽に励まされ、勇気付けられて頑張ってきた社員の顔を思い浮かべながら、それぞれの曲を聴くと、またこれまでと違った発見ができそうです。
さて、年末といえば、紅白歌合戦。27日に、曲順が発表され、今年の締めくくりは、サザンオールスターズで、「勝手にシンドバット」と「希望の轍」の2曲を歌うとのニュースが入ってきました。
希望の轍・・・・!!
中学のときに、兄の影響で聴き始めたサザンオールスターズ。ずっと大好きで聴いています。この曲は、平成2年、「稲村ジェーン」という映画の挿入歌でした。
紅白でサザンが締めに歌うことを聞いた途端、平成2年当時、高校3年生の時の気持ちが、感情がよみがえってきました。なんとも甘酸っぱい、、、なんだか切ない、、、懐かしい、、、もう胸がいっぱいです。1年の最後に聴いたら、泣いてしまうんではないかといまから心配です。
音楽はかくも時代を表し、記憶を蘇らせるものだということ、平成最後の年末に、しみじみ思うのでした。
みなさんは2018年を、どんな曲と共に思い出すことになるのでしょう。
来年もどうぞ、よろしくお願い致します。