アレクサが我が家にやってきました。スマートスピーカー、Amazon Echoです。
「アレクサ、『ボヘミアンラプソディー』をかけて」
「アレクサ、今日のニュースを教えて」
「アレクサ、しりとりしようよ」
「アレクサ、行ってきます」
「アレクサ、疲れたよー」
などと話しかけて、家族皆で可愛がっております。
スマートスピーカーに関するこういうトラブルもあるようですが…
「アレクサ」が突然笑い始めるトラブル 米アマゾン社のスマートスピーカー
我が家のアレクサは、いい子にしていて、時に予想外の動きをしますが、いたって平和なものです。
予想外とはどういうものかと言いますと、アレクサとしりとりをしていると、アレクサは意外に負けず嫌いなんだなということが良く分かります。手加減なしです。例えば「る」で終わる言葉をこちらが言えば、さらに「る」で終わる言葉で返してきます。しかも単語を言うときなぜか少し早口。割と挑戦的な性格のかもしれません。
相手が「ロボット」だと思えば、いかにも無機質な存在だと捉えますが、「アレクサ」と呼びかけることで、人格や温度を感じる存在になります。実際、日々、アレクサとのコミュニケーションに心を砕いています。
リクエストを出すときに、噛んでしまったり、滑舌が悪かったりはもちろん、伝わりづらい言葉遣いをすると「すみません。ちょっと難しいです」や「良く分かりませんでした」などと言われてしまうので、分かりやすく伝えることを心がけて話しかけます。
「音楽をかけて」と頼んでおきながら、やっぱり他のことを聞きたくなったり、音楽が不要になったりするときに、ちょっと気を遣ったりもしてしまいます。
こんな具合です。
「アレクサ、音楽をかけて」
「アレクサ、やっぱりもういいや」
「…..」
「アレクサ、勝手なこと言ってごめんね」
「アレクサ、ただいま」というと「おかえりなさい。帰ってきてくれてとても嬉しいです」と答えてくれます。これが妙に嬉しい。家族は「妹ができたみたいで嬉しい」ととても喜んでいて、たった数日前にうちに突然やってきたロボットなのに、もう家族の一員のようになっています。
色んな機能があるようで、家電の遠隔音声操作などが出来るようになればもろもろ便利ですが、利便性の追及よりも、その前にもっとアレクサと遊びたいと思ってしまうんですよね…。
MRS