つい最近の気がするも、東京五輪招致の最終プレゼンテーションでアナウンサー滝川クリステル氏による「おもてなし」スピーチが行われ、東京開催が決定した2013年9月から早5年余り。
つい最近、東京オリンピックの公式チケットの金額、購入方法等が発表されました。
日本で最初のオリンピックは、1964年10月10日、東京で開幕した第18回夏季オリンピック。この大会は、東京を中心に新幹線や高速道路などの急速な開発を呼び、戦後日本のめざましい復興・発展を世界にアピールする絶好の機会となりました。また、日本はもちろんのこと、アジアで初めてのオリンピック開催という意味も持っていました。
私は、東京オリンピック開催時、小学生。ワクワクした記憶はありますが、既に半世紀も前の出来事なのでその残像は、きわめて断片的なものですが、体操、バレーボールでの金メダル、重量挙げでの三宅選手の金メダルなどは目に浮かびます。三宅選手の金メダルの翌日、クラスでは何人もがエアー・バーベルを上げていました。その大会の中でも最も印象に残っているのは、男子マラソンの円谷選手の銅メダルです。ゴールの国立競技場に2位で戻ってくるも、後ろに迫っていたイギリスのベイジル・ヒートリー選手にトラックで追い抜かれる場面では、テレビに向かい家族全員が声援を送っいました。あと、外国の選手で印象に残っているのは、チェコスロバキア(当時)からやって来た体操の名花、五輪当時22歳だったベラ・チャスラフスカです。
ただ、この記憶がテレビを通して感じたリアルな記憶なのか、東京オリンピックの公式記録映画として市川昆監督が作った映画によるものか今となっては分かりません。市川自身は、そもそも筋書きなどはないはずのオリンピックのためにまず緻密な脚本を書き、これをもとに壮大なドラマである『東京オリンピック』を撮るという制作手法をとったといわれています。日本を代表し世界的にも名を知られたカメラマンが主導した撮影にも、アスリートの心情の表現を重視した演出や、超望遠レンズをはじめとする複数のカメラを使った多角的な描写などを駆使し、従来の「記録映画」とは全く性質の異なる極めて芸術性の高い作品に仕上げたと言われています。事実、映画は選手たちの戦いぶりはともかく、彼らの人間としての表情に焦点を当てた素晴らしい作品だと思います。来年開催のオリンピックの前に一度この映画をご覧になってはいかがでしょうか。
話しは横道にそれましたが、発表されたチケットの価格は、
開会式が、12,000円~300,000円
競技の一般チケットの価格の幅は、2,500円~130,000円
私が見たい種目の体操は、4,000円~72,000円
テニスは、3,000円~54,000円
2019年春からチケットの抽選申し込み開始です。
大会公式チケット販売サイトでチケットを購入するためには、TOKYO 2020 ID の登録が必要です。先ずは登録を!
SK