「クリエイティブ・サポート費」という制度があることもあり、社内の人と「●●観た?」「これ面白かったよ」などと映画や本、音楽について話す機会が多くあります。
私は高校生から好みが変わらず一貫しているため、「自分からは手に取らないなぁ」という作品を勧められることもままあります。
そんな作品の中で、たまたまDVDを見かけて今さらながらレンタルしてみたのが「グレイテスト・ショーマン」。じめっとした邦画を好む私は、ミュージカル映画になんとなく苦手意識を持っていました。「にぎやかしく歌って踊ってるだけでしょう」などと斜に構えて観はじめたものの、脇役たちの生き様やミュージカルシーンに大いに感動。特典映像見たさにブルーレイまで購入してしまいました。
逆に、同じアーティストが好きで意気投合することもあります。それでも、自分とはまた違う視点で楽しんでいるようで、話していて新鮮な気持ちに。曲の成り立ちまで熱く語る同僚の気迫に押され、思わず過去のライブDVDを見返しました。
こうした出来事に触れるにつれ、「自分の価値観は、自分で思っている以上に固定化されているのだな」と実感します。PRパーソンとして、頭は柔らかく、自分の価値観にとらわれることなくいたいものです。
そういう意味では、いろいろとお勧めしてもらえる環境は幸せだと思います。それだけでなく、自分でもいろいろとお勧めできるよう色々な作品に触れたいと意気込む今日この頃です。
ちなみに、最近社内の数人から勧められているのは「グリーンブック」。
今度こそ、映画館でしっかり観てきます。
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