2020卒の就活生の一番の悩みは、「自分に適する企業がわからないこと」という調査結果があるそうです。
https://resemom.jp/article/2019/04/25/50316.html
「自分に合っているのか」という悩みですが、
実際に働いている社会人に対しても、
「(現在、働いている会社が)自分に適する企業であると思いますか」
というアンケート調査をしたら、どのような回答が集まるのか、
大変興味深いところです。
私が就職活動をしていた頃に参加した就活セミナーでは、
就職を「結婚」に例える話がよくされていました。
その例に則ると、
これから付き合う(もしくは結婚する)相手が、
「自分に適しているかどうか」で悩んでいるということになります。
もしも、
あなたが親友から、そんな恋愛相談を受けたなら、
どのようなアドバイスをしてあげますか?
私だったら、「(相手のことが)好きなのか?」と尋ねようかと思います。
話を就活に戻します。
「会社が自分に合っているのか」という
この哲学的な命題のひとつの答えとして、
今年の入社式で話されていたエピソードのひとつを紹介したいと思います。
“
働いているなかで、当然辛いことや苦しいことがあった時、若い頃は「自分にはこの会社は合っていないのではないか」と考え、転職する人もいます。
そんな迷いが生まれた時、次の3つのうち、ひとつでも「好きだ」と思えるものがあるのなら、その会社でがんばってみるべきだ。
①会社
➁仕事
③上司(はたらく人)
”
とのことでした。
結局のところ、
「合っているか、合っていないか」は、自分で決めることですし、
多かれ少なかれ、合っている部分、合っていない部分はあるものでしょう。
ただ、せっかく働くのですから、
「自分が好きだ」と思える部分のある会社が、
もしかしたら「その人に適する」会社なのかもしれません。
就活生のみなさんに、素敵な出逢いがありますことを。
MF