今求められる危機管理広報

5月も中旬になり、新入社員の皆さんは、少しずつ「会社で働くこと」に慣れてきた頃でしょうか。
私は、異例の10連休が終わり、ようやく体がまた仕事モードに戻ってきた今日この頃です。
今回は、現在就活中の皆さんに「今求められる危機管理広報」と題してエイレックスの仕事について少し紹介したいと思います。
危機管理広報と聞いて、まず「何か不祥事があった時にもみ消す仕事」とイメージされる方がいるかもしれません。よくテレビドラマでは、「企業の裏に問題をもみ消すエージェントがいて、何かあれば手段を選ばずもみ消す」、なんてシーンが描かれるので、そのようなイメージを持たれる方がいるのも無理はありません。
ですが、エイレックスでは、危機管理広報を「起こしてしまったことについて、被害者や社会に対して適切に謝罪し、企業としてのダメージを最小限に抑えること」と考えています。
ここ近年特に、事故や不祥事を起こし、その後の対応(マイナス情報の隠ぺいや経営層の失言など)が原因となり、メディアから厳しく追及され、起こしたこと以上にダメージを負う企業が散見されます。もっと過去を遡ると、廃業に追い込まれた企業もあります。
そういった社会的風潮の中で、エイレックスではクライアントに対して、適切なメッセージを適切な方法かつ適切なタイミングで発信していくことをお手伝いしています。
クライアントから相談があれば、クライアントの対策会議に参加して今後の対応方針についてアドバイスしたり、実際に発表する資料をエイレックスで作成したり、時にはメディアからの取材対応に応じたりと、現場の最前線で仕事をすることもしばしばあります。
また、エイレックスでは、有事を想定して準備をしておくことを重要視しています。何かあってからの対応ではなかなか間に合いません。そのため、事故や不祥事を想定した対応トレーニングの実施や他社の危機事例を他山の石としてクライアントに紹介するなど、平時からの危機意識の醸成にも力を入れています。
私も、皆さんと同じように就職活動をして、新卒社員としてエイレックスに入社しましたが、毎日が刺激的で学びになることばかりでした。そして、その経験を蓄積していくことで若い時期から仕事を任せてもらえるようになり、社会的にもやりがいを感じながら、今でも充実した日々を送っています。この先、皆さんにお会いできることを楽しみにしています!
T.T
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