あおり運転の恐怖、 まさにスピルバーグ映画、『激突!』の世界

2017年6月、東名高速道路で一家が乗ったワゴン車があおり運転で無理やり停止させられ、そのワゴン車にトラックが突っ込み、夫妻が死亡した事故以降、あおり運転の危険性が報道されてきました。今年8月末に茨城県の常磐自動車道にて、BMWがあおり運転をし、その後被害者を殴ったニュース動画が、今大きく話題になっています。

 

今まで自車へのドライブレコーダー設置は全く考えませんでしたが、自分を守るためについにフロントにのみ設置しました。

 

人生において、車で何回か怖い目に遭っていますが、つい先日も木更津からアクアラインに入った際、今から考えると確かにちょっと無理めに入ったら、その後、ずっとトラックにあおられました。幸い、トラックを前にやり、海ほたるへハンドルを切り、海ほたるで1.5時間の時間つぶしをしてあおり運転の恐怖から逃れました。でも、本線に戻ったときは待ち伏せされていないかと少しドキドキしました。

 

久しぶりに昔見た、1971年にアメリカで製作された、映画監督:スティーヴン・スピルバーグによる映像作品、『激突!』を思い出しました。

スピルバーグの無名時代の出世作。何の気なしに追い抜いた大型トレーラーから執拗に追い回される(というか殺されかける)という、奇しくも現代日本においてホットなテーマ。スピルバーグ節サスペンスの原点を感じる作品でした。

映画は、早く用を済ませて帰宅しないと妻がうるさい…。ちょっと急いで運転していたある日。
大型トラックを追い越したことから、執拗に煽られ命を狙われることになったビジネスマンDavid。
シンプルなのに面白い。
臨場感溢れる心理戦。
現実問題になっているせいか、煽られる恐怖と鬱陶しさ、理不尽さが余計に緊張感を高めます。面倒を避けようと常識的に対処を試みて来たDavidが、終盤は覚悟を決めて決闘を受けて立ちます。

 

ご興味のある方は、是非、恐怖を味わってみてください。

 

SK

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