最近の私の中で時間を占めているもの、そのうちのひとつが”サブスク”です。サブスク(サブスクリプション)とは、あるモノやサービスを買うのではなく、その利用権を定額で支払うというシステムで、もうすでに、市民権を得つつある言葉かと思います。
私が登録しているのは、音楽系のサブスクと、映像系のサブスク。音楽系だと「この日のおすすめ」や「最新リリース曲」など勝手にプレイリスト化されたものがあるので、それを再生しながら朝の支度をすすめるのがルーティンになっています。お気に入りの曲を見つけたり、昔好きだったバンドが新曲を出したことを偶然知ったり、何かしらの発見を与えてくれます。
そして、あまり外に出たくない日や、帰りの電車では、映像系サブスクの出番。あらかじめ目星をつけていた映画や番組を観て楽しんでいます。期待して観た作品が思いの外、自分に合わないものだとしても、すぐに再生をやめて別の作品に切り替えられるのもローストレスでいい感じ。
ただ、映画を一気に見たいタイプの私は、約2時間まるまる確保することが出来ないこともあり、チェックする作品が徐々に増えていって、積ん読ならぬ積ん映状態。レンタルと違って、返却期限がないのが、さらに積ん映を加速させてしまっているのが事実です、、、
そんなサブスクも色々なモノ・サービスへ展開されているようです。私が調べた限りだと、衣服や化粧品、コーヒーに美容室、子供向けのおもちゃや、自動車に家具、さらには住居まで。もう生活におけるありとあらゆるものがサブスク化されているのです。
「買ったけどなんだか違う」のリスクと、「何ごとも試してみて、自分に合うかどうか見極めたい」「とりあえず体験したい」というニーズが深化した形がサブスク化が流行している背景かもしれません。そんな私も調べた結果、新たなサブスクサービスに登録しようか興味が湧いてしまっています。
T.N.