先日、帰宅の電車の中で
具合の悪そうにしゃがみ込んでいる男性の人がいました。
すぐさま駆け寄り「大丈夫ですか?」と声をかけ体調を伺ったところ、
男性は「はい、大丈夫です」と答え、そのまましゃがみ込んでいて、
次の駅で、ふらふらのまま、降りていきました。
その男性が降りた後で、
優先席に座っている人に席を譲ってもらえないかお願いしたり、
何かできることがあったのではないかと自問しました。
ちょうど同じ頃にTwitterで、
似たような場面に遭遇した人の投稿が
話題になっていました。
「大丈夫ですか?」と聞かれたら、
きっと、僕も反射的に「大丈夫です」と返答してしまいます。
こういった他人への声がけだけなく、
仕事の場においても、
「大丈夫?」と聞かれて
「大丈夫じゃないです」との回答は
なかなか、できない気がします。
普段のコミュニケーションで、
無意識に “回答の限定された” 聞き方をしているかもしれません。
働き方改革という言葉を
いろんなところで耳にするようになりましたが、
聞き方ひとつを変えるだけで、
職場の雰囲気が変わっていくような気がします。
あなたの聞き方は、本当に『大丈夫』?
M. F