何が事実か

社内では連日、新型肺炎の話題で持ち切りです。

感染拡大のニュースが日々繰り返し伝えられ、すでに全世界ですでに500人以上が亡くなったと報道されています。また、我が国にも7000億円以上の経済的損失が及ぶとの試算もあります。

その脅威が目の前にも迫ってきていることに、改めて危機感を持つ必要があると思います。

そんな中、一つの公式声明に目に止まりました。

「新型コロナウイルスを含む感染症疾病への対応について」

(https://bit.ly/31R2pTr)

「横浜中華街発展会協同組合」が1月末、お知らせとして記したものです。

本文では、「一層の衛生対策に向け取り組んで参ります」「安心・安全・快適な街としてお客様のご来街をお待ちしております」と記されており、風評被害に直面する組合関係者の苦しい胸の内が想像されます。

いま私たちには、「病への知識」と「病への印象」を分けて考えることが重要ではないでしょうか。

危機管理広報では、「確認がとれた事実」と「未確定の情報」とを整理することが重要です。誤った情報が広まった場合、実態とは違うイメージを社会に抱かれる可能性があるからです。

今回の場合、中国から感染が拡大したことは事実であっても、”中華街に行くと感染リスクが高まる”といった統計データは公表されていません。

全国どこの観光地や繁華街でも、人が集まる場所では十分に警戒する必要があるでしょう。

被害の大きさを取り上げたセンセーショナルな報道が多い中、私自身も何が事実であるかを意識して、冷静に行動していきたいと考えています。

中華街のほか、銀座や浅草といった人気スポットが、新型肺炎の影響で閑散としているといった報道もあります。機会を見つけて、十分な予防対策の元、そうしたスポットの現状を覗いてみたいと思います。

(S.N.)

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