“バズる” PRとは

エイレックスでは、社員が最近のメディア事情について勉強する機会のひとつとして、日本パブリックリレーションズ協会が主催する定例研究会や広報・PRスキルアップ実践講座に参加することをサポートしています。
数千円から一万円を超えるセミナーもあり、メディアの理解を深めたり、企業の成功事例からヒントを得たり、とても貴重な勉強会です。
先日、私はTwitter Japan株式会社さんのセミナーに参加させていただき、Twitterを起点とするPRの考え方、利用の現状、最新の機能や特性、PRやマーケティングにおいて成果をあげている事例などをお伺いしました。
Twitterは国内のユーザー数でみるとLINEに次いでユーザーが多いSNSですが、世界で比較しても日本はアメリカに次ぐ世界2位のマーケットとのこと、企業にとってもPRには欠かせないツールとも言えます。
個人的には電車の遅延状況や、行きたいエリアの最近の状況を知るための検索ツールとして利用しており、自ら発信する機会はあまりないのですが、セミナーでも、Twitterは災害情報などをリアルタイムで知りたい時など、“今何が起きているか知るためのプラットフォーム”として紹介されていました。
セミナーの中で特に印象的だったことは、PRにおいて“バズらせる”とはどういうことか、というお話でした。
Twitter創業者の一人であるジャック・ドーシー氏は、Twitterを“public conversation”を提供する場である、と提唱しており、その通り、ユーザーが話題にし、ユーザー同士で議論すること、対話が生まれることが”バズる”ということではないか。「いいね」やリツイートでアクションを起こすことも対話に含まれる。つまり、バスらせるためには、ユーザーに自分に関係する事として議論に参加してもらえるような起点を与えるコンテンツにすることが大事、とのこと。
ただ一方的にアピールしたいことを投稿してもターゲットには届かない、ということですね。
セミナーでは、Twitter発信から共感を呼び、社会を動かした事例がいくつか紹介されましたが、セミナーを受けた2月の話題で思い出すと、ゴディバさんの“義理チョコをやめよう”、ブラックサンダーさんの“一目で義理とわかるチョコ”など、自分の考えを発信したり、誰かの発信にリアクションしたりしやすい、対話を促すトピックでした。
業務のなかで、SNSキャンペーンを提案することもありますので、“対話を生むコンテンツにすること”を忘れずに、上手く活用していきたいなと思いました。
R.W.
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