新型コロナ禍で在宅勤務となり、休日も自宅にこもる日々が続いています。
金曜日や休日には、友人とオンラインで会話をしながらお酒を酌み交わす「リモート飲み会」も何度か開催してみました。中にはカナダにいる友人との飲み会もあり、「こんな機会でないとわざわざオンラインで飲み会を開こうとなんてしなかっただろうな」と感慨深くなりました。
SNSでつながってはいたものの、顔を見て話すのは2年半ぶり。思い出話や近況報告に花が咲き、2人で3時間半ほど話し続けました。ちなみにカナダ時間での夜に開催したため、私は土曜の午前中からビールをたくさん飲むことになりました。
そんなリモート飲み会、ついに社内でも開催されました。
終業後、夕食の準備などが落ち着く頃を見計らっての8時スタート。有志がそれぞれ飲み物やおつまみを準備して臨みました。
参加も退出も自由なので、人が抜けたり入ったりしながらも常に10~13人ほどでおしゃべりしていたように思います。ここまで大人数でのリモート飲み会は私は初めてでした。
通常の対面での飲み会との違いは、やはり会話するグループの規模感だと感じました。
実際に会って話していると、自然とグループに分かれ、それぞれで違う話題で盛り上がります。しかしリモート飲み会だと、全員が同じ話題で会話することになります。
そうすると、あまり積極的に発言しない人はずっとうなずいていることに。。。
今回は、やさしい上司や先輩方が「○○さんは?」などと指名して会話を振ってくださっていましたが、場を回すのが対面の飲み会よりも大変だな、という印象を持ちました。
一方、リモート飲み会の大きな魅力は社員のお子さんの顔が見られるところ。久しぶりに姿をみてその成長に驚いたり、先輩社員の普段とは違う「親の顔」が見られたりして、よりいっそう親しみをもちました。
とはいえ、社内行事を好まない人や家の様子や家族を同僚に見られたくない人もいますので、参加を強制してはいけない点も注意しなければなりません。
こうした飲み会も含め、リモートワーク中に受ける「リモートハラスメント」が問題になっています。リモートであるが故のミスコミュニケーションなどから、対面だとしないような配慮のない発言や行為をしてしまう人もいるとのこと。
緊急事態宣言が解除されても、弊社では一部業務を除き、極力リモートワークが継続される見込みです。
改めて、リモートワークでも社員が快適に働けるよう、リモートが故のミスコミュニケーションが起きていないかを社員ひとりひとりが意識する必要がありますね。
AH