「Withコロナ」で進化する

エイレックスの特徴として一つ上げられるのが、様々なメディアからの記者出身者が多く在籍している点です。そのため、新入社員向けの研修の中には「新聞記者の特性」、「テレビメディアの制作体制」などに関する内容もあり、それぞれの出身者が実際の経験に基づいた話をします。新入社員は、社内にいながらにしてメディア側の考え方をよりリアルな形で学ぶことができ、メディア対応の習熟も早いのではないかと思います。

そんな私もメディア出身者の一人ですが、「Withコロナ」におけるメディアの変化に思いを馳せることが最近多くなりました。テレビの収録番組や報道・情報番組などでは、今や出演者の「リモート出演」が当たり前になってきました。当初は“急ごしらえ”、“その場しのぎ”といった感じでリモート映像は荒く、出演者同士のやり取りはぎこちないなどの違和感が目立ったと思います。しかし最近では、リモート機材の充実で画質を向上させ、通信環境を安定させた放送がほとんどで、完全リモートでの収録番組やドラマなども登場しています。視聴者にとっても制作陣にとっても「リモート」を駆使した番組は当たり前になりつつあります。

こうした「Withコロナ」対応をするための映像編集者や放送技術担当者の苦労は計り知れませんが、テレビメディアがこの状況を非常時ではなく平時の対応とするために進化をしたのだと考えられます。おそらく、リモートであればこれまでより地方など遠隔地の取材・映像撮影がしやすい(あまりコストをかけずにできる)などといったメリットも一つの理由だと思います。また、5Gなどのテクノロジーも活用すれば、リモートでもより一層、高精細で違和感の少ない映像表現が可能になります。

もちろん、リモートだけでは個人の近影に迫るようなきめ細やかな取材・撮影はできないといったデメリットもあります。ですが今後、従来のスタジオや現場だけでの取材・収録に戻るのではなく、リモートもうまく使い分け、より自然な形の番組に進化していくのだと想像します。

エイレックスの勤務体制も、今では出勤と在宅でのリモート勤務を使い分けています。そして業務の面では、オンライン・リモートでのメディアトレーニングやメディア対応もスタートしています。「Withコロナ」でエイレックスも進化できるよう、私も邁進していきます。

T.I.

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