コロナ禍で見えたWeb就活の弊害

選考解禁日から2週間あまり。21年卒業予定の学生の皆さんの就職活動は佳境をむかえているのではないでしょうか。今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、就活の舞台はWeb上に移り、学生は対策に苦慮しているという話を耳にしました。

説明会、筆記試験、面接と全ての選考フローをオンライン上で行い、一度もその企業へ足を運ばずに内定を頂いた、という学生の方もいるかもしれません。ついこの前まで就活をしていた私でさえも、世間の変わりようをひしひしと感じます。

先日、就活中の学生の方とお話をする機会がありましたが、Web就活特有の悩みとして一番に挙げられるのは、会社の雰囲気を知ることができない、とのことでした。対面であれば、面接の前後に人事の担当者と砕けた会話をするシーンがあったり、その場で面接の手応えを実感することができました。しかし始まりも終わりもスケジュール通りで、「会議に参加する」ボタン1つで済んでしまうWeb面接では雑談の時間は生まれようがないとのことでした。第一志望の企業に内定を頂いたものの、会社の雰囲気がいまいちつかめないまま、もやもやしている学生も少なくないようです。

弊社では、できるだけ社内の雰囲気を肌で感じていただくために、最終面接に合格した学生の方とは、本人の了承を得て、対面での懇談会やランチの場を設けております。(十分な感染症対策を講じて)

懇談会の場では「残業はどれくらいしていますか」など、かなりぶっちゃけた質問も多く、学生も本音で話してくれていると感じています。

HT

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