「強制在宅勤務」から、より自由な働き方を目指していきたい

すでに何人かが弊社のブログで書いていますが、新型コロナ感染防止のため、弊社も3月上旬から時差出勤、在宅勤務を推奨、4月上旬からは原則在宅勤務の体制としてきました。6月1日以降、少し緩和しています。現在も可能な方は在宅勤務を推奨していますが、会社に来なければできない業務があり、支障をきたすこと、何よりお客様対応の必要性から、最大7割くらいの出社率で、現在オフィス業務を再開しています。

「強制在宅勤務」が始まってしばらくした4月中旬に、全社員に、在宅勤務の状況などについてアンケートを取りました。「意外とできることが分かった」「通勤時間を有効に使える」の2つの項目は、8割の社員から好意的な回答を得ました。一方「雑談などが減ってコミュニケーションが課題」「時間管理、自己管理が重要だと分かった」「オフィスのほうが生産性は高い」といった、今後解決すべき課題もわかりました。

弊社では、かねてテレワークを制度として導入したいと考え、みんなでビジネスチャットツールを使い始めて、徐々に準備をしていました。強制的でしたが「試験的導入」もできたため、今回がいい機会だと考え、予定を前倒しして、さっそく制度として導入準備に着手。コロナ終息後も継続することにしています。

オフィスやデスクはなくてもいいか?在宅勤務以外のテレワークはできないか?週に1日だけ出社でも構わないのでは?といったことも含めて、ゼロベースで検討を重ね、ようやく、制度としてまとまりつつあります。

目的は、

  1. 社員のワークライフバランスの実現
  2. 優秀な社員の確保
  3. 緊急事態の際の業務継続性の確保

の3つと決め、現在は詳細な規定を作成中です。

本来、テレワークは「時間や場所にとらわれない柔軟な働き方」です。会社としてはより多様で自由な働き方へのサポートができるといいのですが、何よりお客様の危機対応、突発的な依頼への対応など、プロフェッショナル・サービス・ファームの根幹部分のクオリティは維持しなければなりません。若手の人材育成も必要で、限界もあるところです。

引き続き弊社としては、感染拡大の防止につとめつつ、できればエイレックスなりの自由な働き方を模索し、ついでに生産性も高めることができたらと考えています。

江良俊郎

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