先日、関東でもようやく梅雨明けが発表され、
いよいよ夏本番といった陽気になってきました。
先日、会社の近くでリアル「かさじぞう」を見つけました。
雨に濡れるのお地蔵さんに誰かが傘をさしてあげる情景を想像したら、ちょっとだけ優しい気持ちになりました。
新型コロナの影響で食料不足の人が急増しているニューヨークでは、
街中のあちこちに「カラフルな冷蔵庫」が現れているそうです。
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・アメリカのニューヨークでは、アーティストとコミュニティーのために活動をしている人々が協力して食料不足の問題に取り組んでいる。街中に置かれた冷蔵庫に健康的な食べ物を詰めて、無料で持ち帰りできるようにしている。
・この「親切な冷蔵庫」運動に参加したい人は冷蔵庫を用意して、その冷蔵庫を電源につなぐ許可を地元の店から得る。ボランティアが1日に何度か立ち寄り、冷蔵庫をきれいにしたり、食べ物を補充する。
・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって多くの人が食料不足に陥る中、冷蔵庫はあちこちに出現し始めている。
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「BUSINESS INSIDER /Jul. 13, 2020」より引用
この「親切な冷蔵庫(friendly fridges)」を
日本で実行するのは、なかなか難しそうですが、日本でも各地で飲食店支援などの取組みが展開されています。
私の住んでいる鎌倉でも、飲食店を応援するクラウドファンディングがあり、私も微力ながらプロジェクトに参加しました。

「#鎌倉応援チケット」では、目標額の4倍もの金額が集まったそうです。
SNSによって、個人の声であっても大きな影響力を生み出せる昨今、
誰かを貶める批判や中傷ではなく、誰かを救う「優しい」取組みが、
より多く広まることを願うばかりです。
ソーシャルディスタンスという単語が定着し始め、
人と人との距離が物理的に断絶される反面、
人と人との精神的な結束力の真価が、
今、問われているような気がします。
コロナに負けるな!
M.F.