毎日、新型コロナウイルスに関する報道がつづき、日々の感染者数にも一喜一憂しなくなってきた今日この頃です。このお盆期間も、墓参りに留めるなど味気の無いものでした。
だいぶ巣ごもり期間も長くなり、サブスクで一通り興味のあるドラマや映画も見尽くしてしまいました。ここ1か月は遅れながらもスタートしたドラマを録画して楽しんでいます。
ここで最近、広報会社で働く身として感じたことがありましたので、書きたいと思います。
最近個人的に嬉しいニュースがありました。大河ドラマ「麒麟がくる」の放送再開です。8月30日(日)から再開で、大河ドラマファンとしては待望です。今作は放送前から出演者の変更やらで話題になり(もちろんそれだけが要因ではないと思いますが!)、視聴率も悪くなかっただけに、このコロナ禍は非常に残念でした。
(個人的には本木雅弘さん演じる斎藤道三が討死してから、道三ロスでした…。)
この放送休止中、過去作品の特別番組や総集編で穴埋めしてきたわけですが、正直飽き飽きしていました(テレビ局や制作会社としても仕方のないことだと分かっているのですが…)。大河ドラマファンなので、過去作を振り返ることは別の楽しみがあり当初は良かったのですが、これが数カ月続くとさすがに我慢できません。他の番組も同じで、いつしか報道番組以外見ないようになっていました。最近は感染防止を徹底した上で、番組収録が行われているようなので、日々の番組も新しく収録されたものに戻ってきましたが、やはりテレビにはついつい視聴者として何か新しく面白いものを期待してしまいます。と同時に、この自分の期待は広報会社で働く身としてブーメランのように感じたりしています。
日々仕事をしているとクライアントの判断材料やクライアントの方針を補強する材料として過去の似たようなケースでの広報対応・活動を調べて、それに基づいて提案することが多いです。が、やはりクライアントも常に何か新しく面白い企画、他の企画の焼き増しではない企画をコンサルタントであるわれわれに求めています。当然前例を踏まえる事、踏襲することも大切ですが、そこだけでなく、「常に新しい何かを追及する姿勢」は忘れたくないものです。それがこの仕事のやりがいであり、面白さだと思っています。
コロナ禍で社会も変容し、生きづらい世の中になりましたが、こうなったからこそ気づかされることもあるものですね。
※ちなみに、私の近年のおすすめ大河ドラマは、「花燃ゆ」「八重の桜」「西郷どん」です。大河ドラマなので、NHKオンデマンドが中心と思いますが、良かったらぜひ。
TT