昼食後に歯磨きをし、ふと鏡を見て違和感を感じました。
「私こんなに顔色悪かったかしら…」
マスクを日常的につけるようになったためリップをしていなかったせいで、血色が悪く見えたようです。
もともとそこまで化粧にこだわりがなかったため、「マスクで隠せるから楽できてラッキー」と思っていましたが、地味にショックを受けました。
とはいえやはりマスクについてしまうのも嫌なので、外出する日もノーリップで過ごしています。
ようやく秋めいてきたので、本来なら秋冬用の化粧品を買いそろえたいころ。
しかし、今年はあまり使わないだろうなと思うとなかなか購入に踏み切れません。
とりあえず、昨年買った秋向けのリップがもったいないので家にいる時につけることにしました。
すると、自分で思っていた以上に血色がよく、華やかに見える!
リップひとつで、気分がとてもあがりました。
様々な化粧品の企業やブランドが、コロナ禍で頑張っている人を応援したい、とメッセージを発信しています。
うまく伝わらず賛否を呼んでしまったCMもありますが、その中身は「自分の中にある希望を引き出す。化粧にはそんな力がある」という強い信念でした。
私自身も、今回のリップにまつわる出来事を機に、改めて「化粧を自分のためにする楽しさ」を感じました。
男性が化粧をすることも少しずつ浸透してきていますが、まだ一般的と言えるまでにはなっていません。
あるブランドはミューズに横浜流星さんを起用するなど、企業側も女性に限らず化粧を楽しんでもらおうと試みているようです。
全ての人が、化粧をしたいときに、自分のためにする。
それが当たり前な世の中になるといいですね。
その一歩として、秋冬向けの新作を買って、家で楽しもうと思います。