「蓋の閉まらないのり弁」390円

今年、私がコロナの影響で、大きく変化があったと感じること。

それは、会社周辺の飲食店(ランチ)です。

これまでは、夜だけの営業だったお店が、

新たにランチ営業をしたり、お弁当の販売を始めたりと、

大きな変化がありました。

会社から徒歩3分圏内にある居酒屋さんで

お弁当をテイクアウトしたところ、

飲み物に、手書きのメッセージが。

つい、販促会議賞のコカ・コーラの「シークレット・メッセージ」を思い出しました。

しかも、しっかりとお店の電話番号まで。

きっと、このお店でテイクアウトを始める時に、

誰かが「飲み物にメッセージを書くのはどうか」と提案し、

それが採用された話し合いの場面を想像します。

このテイクアウトのドリンク、価格は50円。

もしかしたら、利益効率と手間を天秤にかけ、

どうするかで、すったもんだがあったのかもしれません。

某コーヒーショップでも、書いてくれないことの多い(私だけ?)

ホスピタリティを、50円の飲み物で提供してくれるですから、

お客のひとりとして、純粋に嬉しく感じます。

ましてやコロナ禍で、飲食店は特に厳しい状況であるにも関わらず、

こうした小さなホスピタリティを大切にするお店の「こだわり」に感銘を受け、

すっかりファンになり、以来リピートしています。

決して、値段が安いからではありませんよ。

ええ、決して 笑

たかが、テイクアウトのドリンクですが、

お店の姿勢を体現する意味において、これも立派な広報ツールです。

「大変な状況のなかでも、お客さまへのホスピタリティを忘れない。」

日常の仕事に大きく通ずるものを感じました。

M.F.

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