写真:[エイレックス、メディアトレーニングセンター/セミナールームのレセプションスペース]
2020年(令和2年)もあと1週間余り。
“今年は待ちに待った東京オリンピック”と明るい話題でスタートした2020年。1月16日に武漢から帰国した中国人がコロナの国内初の感染者として確認されるも、この時点では、日本においては対岸の火事。しかるに2月になると、死者13人、感染者700人超に上った集団感染、横浜港に入港した「ダイヤモンド・プリンセス」で繰り広げられた新型コロナウイルス感染症を巡る攻防が連日ニュースとして報道され、中旬には感染拡大防止のため「不要不急の外出は控える」ようにとの政府の呼びかけが行われて以降、日本における空気も一変。当社におけるクライアントからの相談もコロナ一色に。「コロナ感染は公表するの?」「どのように公表するの?」、・・・・と。
2020年の「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会)は「密」。2位以下も、世相が表れて、2位「禍」=「コロナ禍」、3位は「病」=新型コロナウイルス感染症
という疫病が流行。
一方、小学生が選ぶ「今年の漢字」のトップ3は、1位は「笑」、2位は「幸」、3位は「新」。(ベネッセホールディングスが、小学3年生~6年生の「進研ゼミ小学講座」会員を対象に実施した調査)

その理由が、「笑う」は「コロナでも笑顔でがんばれた」「家族や友達といっぱい笑った」、「幸」は、「学校に行ける幸せを感じた」「家族と過ごす時間が幸せ」、「新」の理由は「コロナで新しい生活に」「新しい世界や楽しみを味わった」など。
視点が変わるだけでこんなにも捉え方が変わり、前向に考えることもできる、物事を色んな角度から見る大切さを教えられた気がします。
エイレックスでも、
緊急事態宣言下での全員在宅業務、社内はもちろんクライアントとのオンライン会議、クライアントからの要望に応えるため、オンラインセミナー、オンラインでの模擬記者取材はもちろん模擬記者会見などのトレーニングも提供してきました。
当初は、リアル模擬で行うような成果をクライアントに提供できるのかとの不安もありましたが、クライアントにお話を伺う限り満足いただけているようです。
昨年、お客様の要望に応えられるようにと設けたメディアトレーニングセンター/セミナールームは、トレーニング、セミナー以外でも社内での「密」を避けることができる場所として大活躍。
他方、季節のイベントを大切にし、社内のコミュニケーションを大切にするエイレックスでは、コロナ対策には最大限の注意を払い、色々な工夫をしながら、入社式も、オフサイトミーティング(11月27日のブログで紹介)、イヤーエンドパーティー(12月15日のブログで紹介)なども例年通り実施してきました。このコロナ渦で、どう感染を防ぎ、参加者に楽しんでもらうかを考えるのも幹事の皆さんの1つのチャレンジだったと思います。
ワクチンが開発されたとはいえ感染拡大で迎える2021年。コロナ渦での「3密」回避のため、約40年ぶりに一律上限を見直し35人学級実施などの変革も見られます。
自身も、あたりまえとしてきた生活様式を見直す1年にしようと思います。先ずは、混雑の中ここ20年来実施してきた帰省を控え、神奈川県で新たな年を迎え、帰省はオンラインでと考えています。
S.K.