人気ニュース番組の放送時間が変更!その理由は?

テレビ東京で放送されている経済報道番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」が3月末、放送時間を現在の午後11時開始から、午後10時開始に変更するということが発表されました。
この番組で取り上げられた企業への反響は大きく、「喉から手が出るほど取り上げられたい」という広報担当もいるほど。それほど影響力のある番組の改編は、企業広報に携わる人間としては無視できない出来事です。

WBSが時間変更の公式発表をした際、理由の一つにコロナ禍で生活様式が変わったことを挙げていました。午後7時から10時の在宅率が上がり、夜11時以降の就寝率が上がっているそうです。緊急事態宣言下では午後8時以降の飲食店営業は自粛を求められ、在宅勤務が増えたことで夜に外出する機会は減ったため、確かに家で過ごすことは明らかに増えました。番組には以前から、放送時間を早めてほしいという声も寄せられていたそうですが、コロナ禍を機に時間変更をするというのは、理由として納得のいくものでした。

番組の時間変更で気になることは、扱うニュースの方針に変更があるのかないのか、ということです。各局のニュース番組は、制作方針や視聴者層に沿って扱うニュースに特色があります。例えば「ニュースウィッチ9」などのNHKの番組は生活者に寄り添った話題を多く扱い、テレビ朝日の「報道ステーション」は政治や社会問題のニュースが豊富、といったものです。

WBSはもちろん経済報道に特化した番組ですが、就寝前のビジネスマン向けに専門性の高いニュースを扱う傾向にあったと思います。時間が早まることで社会人層以外が見る機会も増えると予想できますので、より親しみやすいカジュアルなニュースも増えるかもしれません。そうなると、企業が番組に売り込んで取り上げてもらえるネタに、変化も出てくるかもしれません。

・・・などと、いろんなことを考えながら、一視聴者として、新しく変わる番組を楽しみにしていたりもします。

T.I.

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