「休みの日、何してますか?」

この質問の回答に悩まされている人は、少なくないのではと思います。

4月がはじまり、新生活が始まったり、新たな出会いがあったりする季節です。エイレックスも4月1日に3名の新卒入社、1名の中途入社組を加え、全43名でのスタートになりました。

コロナ禍において、対面でのコミュニケーションの機会は限られたものになっていて、いわゆる雑談の機会が減っている人が多いと思います。久しぶりに訪れる”初対面”の瞬間、なんてことない雑談にこれまで以上に緊張してしまっている自分もいます。

少し時を戻しますが、私も新入社員だったころ、社内で一緒にお昼に連れて行ってもらった際に、よく趣味や休日の過ごし方を聞かれました。当時は、本当に自分が好きで熱量の高いものをべらべらと喋っていた記憶があります。

「○○の小説が好きです」「××のチームを応援しています」「△△の映画、先週見に行きました」、ランチや雑談のときに、いろいろと伝えていた記憶があります。会話があまり盛り上がらず、「変なこと言ってしまったか…」と自省することも多かったですが、これも最初だけの痛みかと思うようにして乗り越えました。

ただ、その当時の”情報発信”が生きたのか、今でも「○○の小説、新刊出たよね」「××最近連勝して調子良いね」「△△の最新作面白かった?」など、社内のいろいろな方から、話しかけてもらえたり、チャットでこそっとメッセージをもらえたりしています。知らなかった情報を教えてもらうことも多いので、大変ありがたく思っていますし、みなさんの優しい気遣いはとても嬉しく感じています。

初対面で顔や名前をすべて覚えてもらったり、印象付けることはなかなか難しいこともあります。ただ、初対面で「次に話しかけてもらえるキッカケを残す」ことは、ハードルがグッと下がると考えています。自分自身をきちんと伝えて、それが少しでも相手にとってのフックになってくれたら儲けものです。

初対面その瞬間は、そこが最初で最後だからと気負ってしいがちです。しかし決してそんなことはないケースが大半なので、これからのための一歩目という心持ちで望むといいのかなと、最近では思うようになりました。

これは新社会人のみなさんもそうですし、いま就職活動をして面接に臨んでいる学生のみなさんにも強くアドバイスしたいポイントです。

「いま、一番ハマっているもの何ですか?」

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