広報パーソンの心構えを 再認識

連日の五輪での選手の活躍が報じられる中、東京都内の新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多を更新されており、落ち着かない状況が続いていますが、自分たちの業務の足元を見つめなおす機会がありました。

 エイレックスでは、定期的に外部の講師をお招きした、社員研修が開かれます。その一環で、先日、全国紙の記者経験に加え、大手民間企業の広報業務に10数年に携わられた方にハイブリッド形式で、話をうかがいました。

 当日は、広報担当者としての基本的な心得に加え、実際に講師の方が携わられたプロモーション広報や危機対応について、1時間半弱で、幅広くカバーいただくという濃密な内容。

 講演後の社員への事後アンケートでは、「企業の広報担当者の視点を再確認することができた」「企業広報の心得は、ご自身の経験からに基づき大変説得力があり」と、社員それぞれに響くところがあったようです。

 日々の業務では、目の前のことに集中してしまいがちですが、広報パーソンとしての基礎をないがしろにしてはいけないと、身が引き締まりました。

 たとえば、危機が発生したときの広報対応のマニュアルについて講師の方は「社会の情勢で価値判断を変えないといけない」と言い、心得としても「世論動向を読むことの大切さ」を強調していました。

 社会の常識や価値観も時代とともに変わってきていると感じるこのごろなので、社会の関心や動向を踏まえて、助言できるよう、これからもニュースをウォッチしていきたいと思います。

YK

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