新型コロナウイルス感染拡大に伴い、生活が大きく変わってしまいました。
個人的に一番大きかった変化は、趣味の音楽ライブに気軽に行けなくなってしまったこと。
学生時代から大小問わずライブハウスに足しげく通っており、お気に入りの箱や、そこで知った音楽、似たような感性を持った友だちが多くできました。(記録を辿ってみましたら12本ライブに行っていた月なんかありました…今じゃ考えられませんね)
コロナ禍で、予定していたイベントが次々とキャンセルになり、ライブハウス側も経営が厳しく、これまで何度も行った200人前後の老舗ライブハウスもいくつか閉店してしまいました。
中にはクラファンを利用して何とか継続している場所や、オンライン配信技術をいち早く取り入れてイベントを開催したり、また、その時の国の判断によってはキャパの半分の人数で、床に貼られたテープの上で鑑賞することもあります。
先日、例年ならライブ中ずっとモッシュ状態のイベントへ行きました。
入場時の検温、消毒は勿論ですが、人数はキャパの半分以下。全員マスクを着用し、決められた足元のテープをしっかり踏み、ライブ中は声をあげることもなく拍手で応える。
これまでのライブハウスにはない光景でしたが、お客さん一人ひとり、音楽が好きだからこそ、バンドが、ライブハウスがずっと続けていけるよう、マナーを守ることで、音楽を守っているような姿勢が見えました。
7月末にはZepp Tokyoの営業終了発表に続き、新木場スタジオコーストも閉館を発表。
どちらも何度も音楽を聴きに行った、思い出深い箱です。
ライブ自体も少なくなっている為、閉館前に足を運ぶことが叶わないのが非常に残念です。
ライブハウスに行っても、関連の記事を読んでも、演者の話しを聞いても、非常に厳しい状況にあるのを常日頃ひしひしと感じます。
私にできるのは、しっかりと感染対策をし、感染状況や、その日の自分の体調と相談してライブハウスへ行ったり、時には配信を家で楽しんだりと、小さな事しかできませんが、コロナ前の活気あるライブハウスに戻っていくことを信じたいと思います。
A.I.