緊急事態宣言が9月末まで延長になりました。
昨年緊急事態宣言が発令され在宅時間が長くなったことで、最もハマったのが韓国カルチャーです。BTSに始まりK-POPにドはまりしてしまい、Youtubeの視聴履歴は恥ずかしいぐらいにK-POPで埋め尽くされるようになりました。また韓国ドラマの沼にも落ち、Netflixに入って「愛の不時着」「梨泰院クラス」など、完全に中毒化してしまい、梨泰院については4周してしまいました。
こんなことばかりしている場合じゃない!せっかくの時間を意義あることに!と一念発起し、オンライン英会話を始めました。今年の春ごろ入会し、最初は勢いづいて週4回ほど受けていましたが、途中、隔週程度までサボったりもしつつ、今は週2回ほどに落ち着いています。
私が入会しているオンライン英会話プログラムでは、講師は基本フィリピン人で、年齢、ジェンダー、経歴、趣味、講師歴などが選べ、今は10名ほどの講師をブックマークに入れ、日々気分によって受講する講師を選んでいます。1回25分と短いように思われるかもしれませんが、初心者が集中して英語の頭でい続けるにはこのぐらいがちょうど良いと思っています。
週2回で数か月だと結構上達したんじゃない?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。三単現のS、複数形のSはしょっちゅうつけ忘れるし、in Aprilをat Aprilと言ってしまうし、「分かっていること」と「出来ること」は別のものだと、改めて感じます。
楽しいと思う瞬間は、話していて「分かるー」とか「知ってるー」みたいなことで盛り上がれるときです。基本的には、テキストがあり、それにそって進めていくのですが、途中雑談や脱線があり、その中で発生するものです。
先日、テキストに「K-POPアイドルのファンクラブの集いに何を着ていくか」というテーマが登場し、日本におけるK-POP人気について話したところ、講師も「フィリピンでもBTSの人気はすごいの。私も好きでYoutubeの視聴履歴はBTSだらけよ~」と言っていて、何だか嬉しくなりました。
また別の日、料理が趣味と言ったところ、
「何を作るの?」
「最近はポッサムとかチヂミとか~あれ?韓国料理ばっかりだわ。サムギョプサルも好き」
「フィリピンでも韓国料理はすごく人気よ。私の家の近くにも韓国料理店が5軒もあるわ」
これまた、嬉しくなってしまいました。
他にも、「付き合っている人の家族に会うシーン」なんていう微妙なシーン設定がテキストにあり、「これは緊張するよね。理由を付けて出来れば先延ばしにしたい」とか「ご両親の前ではああまりペラペラしゃべりすぎない方が好印象だよね」とか、価値観が似ていることにほっとしたり。
オンライン英会話を通して、外国人とのコミュニケーションへの気負いが少なくなったという普通の結論もあるのですが、それと共に、「何をした?とか何が好き?とか自分のことを聞かれるから、新しいネタを仕込まなくちゃ」と思い、新しい料理にチャレンジしたり、映画(世界中でヒットしたような作品)を見たりといった新たなアクションにつながったり、「私って何が好きだっけ?」と自分に目を向けたり、思わぬ副産物を得ることが出来ました。
と綺麗に着地して終わりたいところですが、本音としては、もっとスムーズに思ったことを英語で話せるようになりたいです。
MRS