生ワクチン接種しました

9月の中旬に、五反田でワクチンを接種しました。といっても連日マスコミで報道されているCOVID-19ワクチンではなく、帯状疱疹ワクチンです。

きっかけは、知人が帯状疱疹を発症し、しばらくの間は字も書けないほどだったと聞き、なぜか気になり、いろいろと調べ始めていました。そんな折、9月11日のNHK「チョイス@病気になったとき」という番組で、「進化する 帯状疱疹(ほうしん)治療」というテーマが放送されました。この番組を見て気持ちが一気に固まり、すぐにネットで、ワクチンを打てるところを探し、自宅からアクセスがよい五反田のクリニックに申し込んだのですが、やはりテレビの影響力は大きいと実感しました。

実は、申し込んだ後に、家内にワクチンを打つ話をしたところ「あなた、若い時に帯状疱疹やったわよ。寝返りが打てないくらい痛がっていた」とのこと。自分では全く記憶になく、早速、クリニックに確認したところ、「過去に帯状疱疹を発症していても、本人が打ちたいのであれば特に問題ありません」との回答で、何が何でも接種したいというほどでもなかったのですが、予約までしていたのでその流れに乗ることにしました。

当日、クリニックに行き、まずは問診票を作成したのですが、昔と違いスマホで2次元バーコードを読み込み、質問に回答する今風のやりかたでした。楽勝気分で回答を始めましたがけっこう質問が多くてたっぷり20分以上かかってしまいました。

いよいよ診察室に呼ばれて、先生からいくつか質問、そして喉のチェック、首のあたりの触診でリンパ腺チェックのあと、ワクチンについて一通りの説明があり、やっと接種。先生が「腕のこの辺に打ちますね。ちょっとチクッとしますよ。1、2、ハイッ、刺しました。ここから少し痛いですよ。ハイ、終わりました」という丁寧な実況付きの接種でした。あっという間の出来事でしたが、それほど注射を怖がっていると思われたのかなとちょっと違和感を感じたほどです。

このクリニックは、一般内科以外に小児科も併設しており、多分、小さな子供に注射するときはこんな風にやっていて、先生は注射テクニックとして身についてしまっているのだろうと、えらく納得しました。その後、副反応もなく一大イベントは無事終了しました。

帯状疱疹は、成人の約9割が発症リスクを抱えているとされていて、中でも、20歳代から40歳代の若年層で発症率が顕著に上昇しているそうです。最近では、タレントの薬丸裕英さんが帯状疱疹に罹ったというニュースが記憶に新しいところで、社内でもつい最近かかった方がいます。

原因は、加齢、疲労、ストレスなどがきっかけとなり細胞性免疫が低下することによるとのことです。皆さまも十分お気を付けください。

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