今年も残り1カ月を切りました。1年を振り返ると、緊急事態宣言が出ている期間が長く、クライアントとのミーティングも昨年と同様、オンラインが大半でした。
そのような中、先月、久しぶりにあるクライアント様とリアルでお打ち合わせをする機会がありました。
滞りなく会議が終わり、会議室からエレベーターまでの1~2分ほどの間のこと。上席者同士が歩きながら小声で話す場面がありました。
その背中を見て、このような場面がオンラインでは発生しにくいなぁと感じました。
思えば、記者時代もインタビューでICレコーダーを回す前や、止めた後の、相手のふとした表情で、その人の人柄が分かったり、意外な共通点や趣味を発見できたりしたものです。
移動時間を短縮できるなど、オンラインのメリットはあるものの、リアルでのミーティングにはリアルの良さもあるとしみじみ思いました。
新しい変異型のニュースが相次ぎ、来年もしばらくコロナとの“共存”が続く気配ですが、リアルとオンラインをうまく組み合わせながら業務にあたりたいです。
YK