明けましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
昨年を振り返ると、新年早々に緊急事態宣言が発令され、先が見通せないどんよりとした雰囲気があったことを覚えています。
急速な感染拡大が懸念される状況ですが、心持ちを新たに、新年を迎えられた方も多いと思います。
エイレックスでも、社員それぞれが一年の目標を紙にしたため、掲示することが恒例となっています。
「楽しむ」「チャレンジする」といったポジティブな単語が見受けられ、どことなく「アフターコロナ」への期待感も感じられます。
個人的に、「目標達成」というワードで思い起こしたのは、昨年の自動車レース「F1」におけるホンダの大活躍です。
ホンダは2015年の参戦復帰当初、苦戦を強いられました。現代のF1は機構が極めて複雑なハイブリッドPU(パワーユニット、動力源)を用いており、同年からの3年間、優勝はおろか、完走すらままならない状況が続きました。
2018年、PU供給先の変更をきっかけに徐々に信頼性を取り戻していくと、翌2019年に優勝。昨年は遂にホンダPUを使用するドライバーが年間王者に輝き、参戦最終年に大願を成就させたのでした。
そんなホンダPUとF1マシンが昨年秋、青山本社で展示されていると聞き、私も「青山詣で」をしてまいりました。
側壁には「夢は挑戦の先にしかない」とのメッセージが大きく掲示。7年に渡り「夢」を追いかけ、総力戦で目標達成を積み重ねた末の言葉に、重みを感じました。
いつまでも夢や目標を大切に、些細なことでも実現できるよう、一歩一歩前進していきたい。新たな年を迎え、そんな気持ちを抱いています。
私が貼り出した目標は「働き方改革」。昨年は緊急事態宣言が明け、経済活動の再開と同時に「波」に飲まれてしまいました。今年はオンとオフの区別をはっきり分け、より質の高いサービスを提供させていただきたきたい所存です。
皆様のご多幸、そして何よりもご健康を、心よりお祈り申し上げます。